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今週の「バカは死ね」/衆院選に見る「東大卒」 [Archives]

いつもの展開だと、次は孫正義が出馬したりして?

    

本には「政治なんか興味ない」とか書いてたのが一転、
今度はニッポン放送買収で敵に回った自民党本部にて
「無所属」での出馬宣言と来た。広島は地元でもない。
愛着なんかないのがミエミエなのも、近鉄買収騒動の
時とよく似てる。

権力者におだてられて舞い上がっちまった出馬の経緯も
場当たり的でまるで成り上がりの田舎者。何から何まで
デタラメなのだが、一方でこの「下世話なお騒がせ感」
の自己演出能力は見事と言う他ない。

勝っても負けても、ヤツは注目集めりゃそれでいーのだ。
そもそも政治なんて茶番の最たるものなんだし。

    

ちなみに最近は他にも湯浅卓とか「東大卒インパクト系」
が増えてきてるが、実はコレって、今までメディア戦略が
ダメダメだった「東大君」が積極的なメディアの使い方を
心得てきた「進化」の現れだ。

例えば少し前までメディアに出てくる「東大卒」というと…

「良識者っぽい」けど「特に面白みもない」感じで
「あんま印象ねーんだよなぁ」みたいな。

80年代以降の「マジメさより面白さ」的風潮の弊害で
俺の世代もそうだけど、東大生はことさらステロタイプ
的イメージを嫌がった。

「ガリ勉君じゃないんです」
「東大生も普通の人間なんです」
「意外とやわらかアタマなんですよ」
みたいな。思うに、その中途半端さが問題だったのだ。

だってステロタイプってのは利用した方が得。
結局、愚民どもはテメエが何一つ勉強しなかったコトを
タナアゲしつつ、時代的閉塞感をエリートのせいにして
貶めたがってる。裏返せばホントは立派な「東大卒」を
崇め奉りたいのだ。

要するに、今までの「東大卒タレント」の問題ってのは
エリートであるコトのリスクを担うのを極度に怖がって
「変わり者」だとされる危険を避けてきたコトにある。

奇人変人だと思われようが、デタラメだと思われようが
一般に期待された通りステロタイプを強烈に演じる方が
実はメディアコントロール的にはがぜん有利なのだ。

そもそも目立ちたいのに「万人誰からも愛されたい」
なんて考えてた時点でとんでもなく図々しい。
それが最近、ようやくわかってきたって感じだな。

ドラゴン桜 (1)

ドラゴン桜 (1)

  • 作者: 三田 紀房
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/10/23
  • メディア: コミック

だからこんなマンガが人気だったりもするワケで。

それゆえに、この「東大卒インパクト系」メソッドは
「不当に釣り上げられたブランドイメージの価格破壊」
であり、時代の変化に順応してきた証でもあるのだが
それでも未だに「邪道」とされている。

なぜなら、「東大卒」のブランドイメージを今まで通り
に使う「王道」的メソッドでも、まだまだバカは十二分
にだませるからだ。

愚民は「社会に風穴を開ける新風」みたいなモノを
望んでいながら、結果として支持するのは前と何ら
変わり映えのしない権威。

旧態依然とした保守的「東大卒」は、そのエリート的
特権を失いたくないのだ。俺が東大を出てよかったと
思うのは「インサイダー」としてそのデタラメさがよく
見えるってコトだ。

例えば今回の衆議院解散総選挙で言うと…

    

元『ミス東大』の財務官僚・片山さつき。
自民党の目玉候補とされる「改革派のマドンナ」だが
何の事はねえ、舛添要一の元カミさんじゃねーか。

俺が大学1年の時、舛添は東大助教授を辞めたのだが
女癖の悪さは当時学内で相当噂になってたぞ。
別れた原因は確か舛添の浮気。
ワイドショーレベルの愛憎ドロドロを引きずってる女が
「マドンナ」とか言われてるの見ると笑っちまう。

だいたい小泉は「郵政民営化」を筆頭に「小さな政府」を
標榜して官僚を目の敵にするようなスタンスを取りながら
結局頼ってるのは官僚じゃねーか。

そもそも政治家ってのはスタンドプレイに忙しくて
政策の実行から国会答弁まで何から何まで官僚頼み。
そんな奴らに改革など期待するコト自体愚の骨頂なのだ。

と、ここへ来て俺の「東大閥コネクション」から緊急速報が
もたらされた。

自民党が東京20区にこれまた財務官僚の木原誠二氏(35)を
公募から選出し、立候補擁立を決めたとのこと。

    

笑った。実はこの男、俺のクラスメートなのだ。

俺は「東大文II」入学だが、駒場で過ごす大学の1、2年は
「文I(法学部)」と「文II」がまとめてクラス分けされる。
クラスは第2外国語がフランス語の「L1&2-22組」だった。
そこで最初に知り合ったのが武蔵高出身の文Iの木原だ。

ヤツは当時から学内では有名人だった。
飲み会で同席したブッサイクな女に
「えっ! 木原君知ってるの? 紹介して!!」なんて言われたコトも。

何しろマンガの主人公みてえな男なのだ。
まずヤツは東大卒なら誰でも知ってる名門テニスサークル
で主将を努めてた。

このサークルは他校の学生は入部不可、東大生オンリーの
エスタブリッシュメント的存在たるサークルだ。
政財界に多くのエリートを輩出してるが、入部選考が厳格。
(女子は数が少なくて優遇されるから全員入れるけど)
いわば駒場東大の「フリーメーソン」的組織なのだ。

そんな団体がホントに存在するのかと訝る者もあるだろう。
だが事実、権力志向の強かった知り合いはこのサークルに
落ちたコトを「エリート街道からの脱落」だと嘆いていた。

駒場の学食じゃ、揃いのスタジャン着たこのサークルの
連中が「私たち選ばれた人間です」的オーラを発しながら
キャンパスを闊歩してた。もっともそのサークルの名称が
『トマト』というどーにも野暮ったいセンスなのはご愛嬌。
逆にそこがまた「The 東大」って感じなのだ。

そんな「超名門サークル」で木原はメキメキと頭角を現し
主将になった。何しろインターハイに出たとか出ないとか
テニスの腕前が抜群な上に、ルックスも爽やか。
カリスマ性の高い男なのだ。

だが、それだけではない。実はピアノの腕前も抜群で
パーティーでクラシックを華麗に引きこなしたりもする。

そんな木原については当時から「政界進出を狙ってる」
という噂を耳にしていたのだが、卒業後はその野心を
実現する為の超王道である大蔵省(現財務省)に入省。

しかも!イギリス留学に英国財務省勤務を経て
満を持して政界進出と来やがった。

英国大蔵省から見た日本

英国大蔵省から見た日本

  • 作者: 木原 誠二
  • 出版社/メーカー: 文芸春秋
  • 発売日: 2002/02
  • メディア: 新書

ちなみに調べたら本まで出してやがった。
東大にはバカも多いが、こーゆーヤツも現実いるのだ。

まあ個人的にはここまでエリート街道を驀進してきて
官僚としても「政治家のデタラメさ」が骨身に沁みて
わかってるハズの優秀な男が、なんでまた政治家を
目指すのか? と疑問に思ったりもしてしまうのだけど
それはさておき!

ここは1つ、俺も「東大閥」ってコトで、ヤツが議員に
なったあかつきにゃあ御利益にあずかりてえもんだ。
とりあえず頼みてえのは…

   

駐禁取られた時の「モミ消し」だ。
俺はコレが議員に与えられた最高の特権だと思うぞ。

そもそも行政が満足な駐車施設の増設という都市整備
を怠った挙げ句に罰金を取り立てて、しかもその罰金が
天下り利権団体「交通安全協会」を潤すのは矛盾だろ?

だから学閥の力で、俺が駐禁取られても救ってくれ!
なぜなら法の根本を理解する人間には、法を超越する
特権があって然るべきだと思うから!

別に国そのものを変えて欲しいなんて思ってねえし
そんなコト不可能なのはハナからわかってる。
だからこれぐらい役に立ってもらえるとありがてえなぁ。

俺は東京20区の有権者じゃねーから直接的な力には
なれねーけど、とりあえず個人的に「健闘は祈る」ぞ。

でも「国民の為に働きます」ってお題目でバカに頭下げて
ダルマに目ん玉入らなかったら、それもそれで笑えるな。
「やっぱテメエも俺と同程度のバカか」って確認できる。

    

俺的にはこれが「東大卒」の最大の特権なのだが?


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